電磁波シールドラック

電磁波シールドラック

電磁波シールドラック
情報セキュリティの一環として近年「電磁波セキュリティ対策」が注目されています。 電磁波はさまざまな機器から発生し、外部よりサーバなどに侵入することにより、機器が誤動作したり、データが破損したりする可能性があります。 このような電磁波によるさまざまな危険性に対し、電磁波シールドラックは、高レベルのシールド機能で電磁波を強力に遮断します。

一般的なシールドラックとの比較

電磁波シールドラック 一般製品 性能差
減衰効果
(シールド効果)
70db 20db

約300倍

※1000Mhzで比較
【試験方法】
IEC 61587-3:2013(30MHz-3000MHz)
※1MHz-30MHzの測定は、上記参考規格で規定されていないが、受信アンテナの高さ方向の走査等の測定方法について本規格を参考とした。
※ループアンテナの測定は、上記参考規格で規定されていないため、ループアンテナの設置条件については、防衛省規格(NDS C 0012B 電磁シールド室試験方法)を参考とした。

特長

電磁波遮断
シールド構造により電磁波を強力に遮断
特許7599670
庫内電波の吸収素材
庫内面の一部に電磁波吸収材を適用し、内部の多重反射を低減
RFノイズの定在波抑制により、機器誤動作リスクを低減
空冷効率の両立化
独自のシールドメッシュ/完全シールド構造により、通気とシールド性能を両立
従来のファンユニットのカスタムにより熱設計(N+1冗長、静圧・風量最適化)に対応
高いカスタマイズ性
軍事規格(MIL-STD)やデータセンタ要件に合わせ適合可能な設計
高セキュリティ要件に対応した物理ロック機構やその他オプションを装備可能

外観

電磁波シールドラック外観

基本仕様

外形寸法 19インチキャビネット
W790×D1100×H1780mm
重量 350kg
搭載機器数 32U(FULL)
電源 AC100V/200V 最大50A/25A
ラック構造 ・完全シールド構造と空冷効率の両立。安定的アイドリング運用可能
・高レベルの電磁波遮断性を実現するシールド構造を採用
・軍事規格(MIL-STD)やデータセンター要件に適合可能な設計
・セキュリティ要件に対応した物理ロック機構やその他オプションを装備
電磁波遮断 対象周波数:低周波帯域-70dB以上のシールド性能
※完全国内生産体制
※重量350kg程度。現行使用ラックの置き換えも可能
※保守部材(冷却ファン、排気孔フィルタ)は、2年一回程度、定期交換実施を推奨(保守費用別途)

セキュリティ強化オプション

シリンダー錠取り付け 前後扉取手上部 取り付け高さ 45 mm
三段式文字盤鍵取り付け ・前後扉取手下部 取り付け高さ 80 mm
・両鍵とも目隠し板(本体同色)で外観不可視
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