電磁波シールドラック

電磁波シールドラック

電磁波シールドラック
情報セキュリティの一環として近年「電磁波セキュリティ対策」が注目されています。 電磁波はさまざまな機器から発生し、外部よりサーバなどに侵入することにより、機器が誤動作したり、データが破損したりする可能性があります。 このような電磁波によるさまざまな危険性に対し、電磁波シールドラックは、高レベルのシールド機能で電磁波を強力に遮断します。

一般的なシールドラックとの比較

電磁波シールドラック 一般製品 性能差
電界強度※ 100V/m 3V/m

33倍

※500V/m まで試験
減衰効果
(シールド効果)
85db 15db

3,160倍

※1000Mhzで比較
周波数帯域 0.15Mhz-10,000Mhz 25Mhz-1,000Mhz

100倍

※電波が伝搬した際の、ある地点における電界や磁界の強さのこと。

特長※

電磁波遮断
高いシールド効果で電磁波を強力に遮断、データを保護
放熱用吸排気孔
独自の電磁波吸収素材により、通気性とシールド性能の両面を実現
庫内電波の吸収素材
サーバから漏れる電磁波を吸収
電磁ロック
外部の電磁波を検知して、危険な場合は自動的にロック
ロックシステム
あらゆる外的衝撃に強いロックシステムを採用し、不正解錠や盗難を防止
電磁波シールドラックイメージ

外観※

電磁波シールドラック外観

基本仕様※

外形寸法 600(W)x 900(D)x 1880(H)又は2100mm
19インチキャビネット(EIA規格)
搭載機器数 42U(FULL)-34U(UPS搭載)
電源 AC100V/200V 最大50A/25A
ラック構造 1)ステンレス溶接構造(SUS304)
2)前後扉はフィンガーコンタクトでEMI対策済み
3)ファン(or熱交換器)の通気孔は電磁波遮断シールド材を使用
4)電源ユニット内に絶縁トランス及びノイズフィルタを内臓
電磁波遮断 対象周波数:10KHz-18GHz(800V/m)で、-70db以上
※重量100kg程度。標準的なラックサイズであり、現行使用ラックの置き換えも可能
※保守部材(冷却ファン、排気孔フィルタ)は、年間一回程度、定期交換実施を推奨(保守費用別途)

※特長および、仕様は、前身モデルである1型に基づきます。2型は仕様改善の見込みです。
 本仕様及びデザインは商品の性能向上のために予告なく変更の可能性があります。
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