HPE Alletra 6000 ミッドレンジストレージの変革

パフォーマンス

仮想化によって集約され続けるなかで、ストレージの性能はシステム全体のパフォーマンスに大きく影響します。
ムーアの法則に従って性能を上げてきたCPUと比べてもストレージの性能は大きく劣っています。CPUの実行速度はナノ秒。 ストレージの実行速度(一般的にはレイテンシーですが)はミリ秒。ストレージを変えるだけでOracleの処理が数倍早くなる (CPUのいかに処理が早くてもストレージの待ち時間が多くCPUのウェイト時間が長くなっている)のは有名な話です。
ストレージの性能が上がれば生産性も向上します。
Alletra 6000のパフォーマンスに寄与する機能について確認しましょう。

安定したパフォーマンスを出すための機能

従来型のストレージでは、パフォーマンスはコントローラ配下にあるディスクの本数に依存する構成でしたが、Alletra6000はNimlbe Storageのアーキテクチャを踏襲しているためコントローラに搭載されたCPUの性能でパフォーマンスが決まるため、メーカー指標通りのパフォーマンスを出すことが出来ます。

HPE Alletra 6000パフォーマンスの特徴
  • CASLアーキテクチャによる書き込み遅延をケアする機能
  • PCIエクスレスバスによるコントローラ同期とNVDIMMの採用によるキャッシュ保護性能の向上

コストパフォーマンスを上げる機能

IOPSなどの性能に関するパフォーマンスのほかに、コストパフォーマンスに対してもケアされています。
  • 4KBブロックでのインライン重複排除
  • データ圧縮
  • 検証環境などの利用に最適なゼロクローン
    スナップショットから作成するクローンはリンククローンで作成されるため、ゼロサイズでのクローンとなります。
HPE Alletra 6000 コストパフォーマンスの特徴

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