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HPE Alletra5000/6000シリーズとは
HPE Alletra 5000/6000シリーズは、エントリーのMSAシリーズとハイエンドのAlletra 9000シリーズ/XPシリーズの間に位置するNimbleストレージのDNAを継承するミッドレンジストレージです。
HPE Alletra5000/6000シリーズ誕生の歴史
HPE Alletra 5000/6000シリーズは、2017年にHPE社が買収した、NimbleStorage Inc.のNimble Storageのアーキテクチャを引き継ぐストレージです。
NimbleStorage Inc.は2008年に創業し2010年にNimbleStorageを販売開始しました。2013年10月に弊社(アセンテック株式会社)が代理店として日本国内でリリースし、販売および導入支援を実施してきました。
販売開始当初から実装されていたアーキテクチャや運用支援ツールであるInfosightは現在も実装されており、時代の経過と共に進化してきたストレージです。
NimbleStorage Inc.は2008年に創業し2010年にNimbleStorageを販売開始しました。2013年10月に弊社(アセンテック株式会社)が代理店として日本国内でリリースし、販売および導入支援を実施してきました。
販売開始当初から実装されていたアーキテクチャや運用支援ツールであるInfosightは現在も実装されており、時代の経過と共に進化してきたストレージです。
HPE Alletra5000/6000シリーズの特長
可用性
ハードウェアコンポーネントの冗長化
-
コントローラ
アクティブ/スタンバイで構成。障害が発生した場合でも100%のパフォーマンスを維持 -
電源ユニット
コントローラ単位で冗長化。共有しているドライブメディアに分散供給
※Alletra6000シリーズのみ
Alletra6000背面
データの冗長化
-
データ書き込み時
デュアルコントローラのNVDIMMミラーによるライトキャッシュ保護 -
データ保存時
Triple+ Parity RAIDによるデータ保護
データセグメント毎にチェックするパリティの採用
-
データバックアップ
スナップショットによるデータ保護
レプリケーションによる筐体外データ保護
問題の早期発見
- HPE Infosightの特徴
- ✔5分毎に送信されるHeartBeatで監視
- ✔1日に1回送信されるテレメトリーデータの分析でストレージの問題を解析・報告
- ✔AI分析によるベストプラクティス非準拠の抽出
- ✔VM VisionによるvSphere環境の可視化
- ✔利用容量予測やパフォーマンス不足時のレコメンデーションの通知 など
パフォーマンス
安定したパフォーマンス
- CASLアーキテクチャにより書き込み遅延をケア
-
PCIエクスレスバスによるコントローラ同期とNVDIMMの採用によるキャッシュ保護性能の向上
※Alletra6000シリーズのみ
ハイコストパフォーマンス
- 4KBブロックでのインライン重複排除
- データ圧縮
- 検証環境などの利用に最適なゼロクローン -スナップショットから作成するクローンはリンククローンで作成されるため、ゼロサイズのクローンに。
運用管理の容易性
自前の監視ツールが不要になるHPE Infosight
- 5分に1回のHeartBeatによる稼働監視
- 1日に1回のログ転送によるテレメトリーデータの収集
- 障害発生時に自動でオープンされるサポート