導入事例 - 東京経営短期大学様
導入の背景
学内コンピュータ環境のハードウェアやソフトウェアの刷新やメンテナンスに要する管理者の作業負荷が増加
選定理由
Citrix XenAppのICAプロトコルによるパフォーマンスの向上
評価
教育研究情報センターの目下の課題であった管理負担の軽減を図りつつ高いパフォーマンスを発揮
導入製品・サービス
実践的な教育で学生達の未来を広げる先進的な経営短期大学の
デスクトップインフラを変革したシトリックスソリューション
東京経営短期大学は学校法人 創志学園を母体とする短期大学である。この先進的な経営短期大学が、シトリックス仮想デスクトップソリューションをなぜ選択したか。その背景には、2005年にネットブート型のディスクレス・システムを導入するなど、早期から先進的なIT施策に取り組んできたという歴史がある。
そして、学内コンピュータ環境の利便性向上や、その運用管理にかかるコストおよび労力の削減、教育カリキュラムの変更などへの対応の迅速化を目的に、仮想デスクトップ環境の構築・導入を決断したのである。
そして、学内コンピュータ環境の利便性向上や、その運用管理にかかるコストおよび労力の削減、教育カリキュラムの変更などへの対応の迅速化を目的に、仮想デスクトップ環境の構築・導入を決断したのである。
クライアント環境管理の効率化を目的に、
早期よりディスクレス・システムの導入などを推進
1992(平成4)年、情報化・国際化が加速する現代社会のニーズにこたえる人材の育成を目的に、千葉県市川市に開学したのが、東京経営短期大学である。東京経営短期大学では、ITの効果的な活用を推進しており、常に先進技術を採用しながら、校内のコンピュータ/ネットワーク環境を整備してきた。
早期からサーバ・ベースド・コンピューティングに着目して学内クライアント環境管理の効率化を進めており、2005年、コンピュータ演習室の全端末におけるディスクレスブートシステムを構築するなど、快適かつ管理性の高いクライアント環境の整備を推進してきたのである。
早期からサーバ・ベースド・コンピューティングに着目して学内クライアント環境管理の効率化を進めており、2005年、コンピュータ演習室の全端末におけるディスクレスブートシステムを構築するなど、快適かつ管理性の高いクライアント環境の整備を推進してきたのである。
高いパフォーマンスと管理性によりシトリックスXenAppを選定
前述のように、早期から学内クライアント環境の整備に取り組んできた東京経営短期大学だが、ソフトウェアの刷新やメンテナンスに要する管理者の作業負荷は増加を続けていた。学生となるユーザの増加に加えて、時代のニーズに即して変更される教育カリキュラムへの迅速な対応など、教育研究情報センターへの要求レベルも年々高度化していたからである。以前の状況を、同センターで技術助手を務める藤井寛氏は次のように話す。
管理負荷は増大する一方であり、考えうる最善策として、もはや完全な仮想デスクトップに移行するしかないという考えに至りました。
と藤井氏。既存の環境からさらに進めて、仮想デスクトップ・システム導入の本格的な検討に入ることとなる。
そこで、仮想化ソフトウェアとしてシトリックス「XenApp」を選択することになったが、これについて、藤井氏は以下のようにご説明されている。
これまでWindows server OS上のofficeソフトウェアをPC教室で利用していましたが、非常に重く、パフォーマンスに大きな不満がありました。そこで、Citrix XenAppを検証利用したところ、パフォーマンスに大きな改善が見られました。
全校での導入実施後も、高いパフォーマンスは変わりがなく、これまでの課題は大きく改善されました。画面転送に最適化されたCitrix独自のICAプロトコルの威力が大きく発揮されたのだと考えています。
管理負荷は増大する一方であり、考えうる最善策として、もはや完全な仮想デスクトップに移行するしかないという考えに至りました。
と藤井氏。既存の環境からさらに進めて、仮想デスクトップ・システム導入の本格的な検討に入ることとなる。
そこで、仮想化ソフトウェアとしてシトリックス「XenApp」を選択することになったが、これについて、藤井氏は以下のようにご説明されている。
これまでWindows server OS上のofficeソフトウェアをPC教室で利用していましたが、非常に重く、パフォーマンスに大きな不満がありました。そこで、Citrix XenAppを検証利用したところ、パフォーマンスに大きな改善が見られました。
全校での導入実施後も、高いパフォーマンスは変わりがなく、これまでの課題は大きく改善されました。画面転送に最適化されたCitrix独自のICAプロトコルの威力が大きく発揮されたのだと考えています。
シトリックスを中心に様々なソリューションを組合わせ、PC教室に最適な環境を構築
仮想デスクトップの採用が決まり、移行・導入作業が段階的に行われた。仮想化ソフトウェアには「Citrix XenApp」、端末にはコンパクトなデスクトップ端末の「Wyseシンクライアント」が、選ばれ、全学で約120台の端末を導入。一元管理可能なシンクライアント環境を、教育研究情報センターのサーバルームからすべてのPC教室の端末に配信・管理する仕組みを整えた後、研究室、事務局へと順次展開を行った。
仮想デスクトップは、教育研究情報センターの目下の課題であった管理負担の軽減を図りつつ高いパフォーマンスを発揮している。ユーザーに動作の仕組みをまったく意識させない快適な環境を提供できたのである。
仮想デスクトップは、教育研究情報センターの目下の課題であった管理負担の軽減を図りつつ高いパフォーマンスを発揮している。ユーザーに動作の仕組みをまったく意識させない快適な環境を提供できたのである。
お客様情報
お客様名 | 東京経営短期大学 |
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所在地 | 千葉県市川市二俣625-1 |
概要 | 東京経営短期大学の歴史は、1909(明治42)年11月に東京・神田で設立された銀行会社事務員養成所までさかのぼる。その後、1921年(大正10年)には村田簿記学校と校名変更し、以来、簿記・会計・珠算・税務の実践的知識に長けた人材の教育育成に一貫して携わってきた名門である。 |