プレスリリース
ハイパーシンクライアント「Resalio Lynx 700 v2.4」の発表
独自開発のセキュアブラウザを搭載、Teams、ZoomもセキュアにVDIと同時アクセス
2022年4月25日
アセンテック株式会社
アセンテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 直浩)は、本日付でソフトウェア型シンクライアントの新バージョン「Resalio Lynx 700 v2.4」を発表いたします。出荷開始は2022年6月17日を予定しております。
ランサムウェアやEmotet等のマルウェアによるサイバー攻撃は、企業にとっては事業存続に関わる深刻な脅威になっています。マルウェア感染の中心的な経路がFAT PCです。そのためFAT PCにおいては、さまざまな対策ソフトを導入し運用する必要があり、コスト、運用負荷共に増大傾向にあります。
一方、シンクライアントは、OS領域をROM※化しマルウェアの感染経路を遮断します。また、データ保存領域を持たないため、情報漏洩リスクを削減します。このように、シンクライアントは、最も安全なエンドポイントシステムで、FAT PCで必要であった対策ソフトの導入、運用負荷も大幅に削減できます。しかし、シンクライアントは、Web会議を日常的に利用する環境においては、パフォーマンスや利便性に課題がありました。
当社開発の「Resalio Lynx」は、シンクライアントOSをソフトウェアで提供し、汎用のPCに導入することで、低価格かつ容易に安全なシンクライアントを構成します。当社では10年以上に渡り開発を行い機能強化を進めてまいりました。
そして、今回発表の「ハイパーシンクライアント Resalio Lynx 700 v2.4」は、独自開発のセキュアブラウザを搭載し、仮想デスクトップ(VDI)アクセスに加え、よりセキュアにWeb会議アクセス、インターネットアクセスを同時に可能とします。
当社では、VDIアクセス、Web会議アクセス、SaaSアクセス、リモートPCアクセスの4つのセキュアアクセスをシームレスに実行できるハイパーシンクライアントを提供してまいります。
新たに搭載されるセキュアブラウザは、Chromiumをベースとして開発したもので、強化されたセキュリティ機能は以下のとおりです。
ランサムウェアやEmotet等のマルウェアによるサイバー攻撃は、企業にとっては事業存続に関わる深刻な脅威になっています。マルウェア感染の中心的な経路がFAT PCです。そのためFAT PCにおいては、さまざまな対策ソフトを導入し運用する必要があり、コスト、運用負荷共に増大傾向にあります。
一方、シンクライアントは、OS領域をROM※化しマルウェアの感染経路を遮断します。また、データ保存領域を持たないため、情報漏洩リスクを削減します。このように、シンクライアントは、最も安全なエンドポイントシステムで、FAT PCで必要であった対策ソフトの導入、運用負荷も大幅に削減できます。しかし、シンクライアントは、Web会議を日常的に利用する環境においては、パフォーマンスや利便性に課題がありました。
当社開発の「Resalio Lynx」は、シンクライアントOSをソフトウェアで提供し、汎用のPCに導入することで、低価格かつ容易に安全なシンクライアントを構成します。当社では10年以上に渡り開発を行い機能強化を進めてまいりました。
そして、今回発表の「ハイパーシンクライアント Resalio Lynx 700 v2.4」は、独自開発のセキュアブラウザを搭載し、仮想デスクトップ(VDI)アクセスに加え、よりセキュアにWeb会議アクセス、インターネットアクセスを同時に可能とします。
当社では、VDIアクセス、Web会議アクセス、SaaSアクセス、リモートPCアクセスの4つのセキュアアクセスをシームレスに実行できるハイパーシンクライアントを提供してまいります。
新たに搭載されるセキュアブラウザは、Chromiumをベースとして開発したもので、強化されたセキュリティ機能は以下のとおりです。
1.セキュアブラウザ経由でデータのダウンロード、アップロードを禁止
ブラウザ経由でSaaS上のデータをメモリ上にダウンロードしたり、ローカルのデータを他システムにアップロードすることを禁止し、データの漏洩を防ぎます。
2.セキュアブラウザでWeb会議システムをセキュアに利用可能
ChromiumベースのセキュアブラウザによりローカルでWeb会議システム(Teams、 Zoom、 Webex、Google Meet)を利用でき、さらにチャットで共有されるデータや資料のダウンロードおよびアップロードを防止することで、会議内容や会議資料などが社外に漏洩することを防ぎます。
3.Teamsにおいて管理者の指定テナント以外でのログイン防止
プロキシを経由せずにMSテナント制限にて指定テナント以外でのログインを防ぎます。
4.セキュアブラウザ終了時にブラウザのキャッシュをクリア
都度キャッシュクリアされるため、端末を再起動せずにアクセス履歴を消去できます。
※ROM:Read Only Memory 読出専用、書込不可の記憶デバイス
汎用ブラウザとセキュアブラウザの比較
セキュリティ機能 | 汎用ブラウザ | セキュアブラウザ | 概要 |
---|---|---|---|
@キオスクモード(URL入力不可能モード) | × | ○ | URLバーと設定メニューを非表示化 WEB閲覧のみに制限したモード 管理者により、ON/OFF設定が可能 |
Aファイルシステムアクセス防止 | × | ○ | ブラウザ経由でOSのファイルシステムへのアクセスを防止 |
Bファイル選択ダイアログ無効化 | × | ○ | ブラウザからOS上のファイル選択メニューを強制的に無効化 |
Cファイルダウンロード防止 | × | ○ | WEB上からのダウンロード操作を強制的に無効化 |
Dファイルアップロード防止 | × | ○ | ブラウザからOS上のファイル選択メニューを強制的に無効化 |
Eブラウザ設定変更防止 | △ | ○ | ブラウザの設定メニューを無効化 |
Fプロキシサーバ無しのOffice 365 テナント制限 | × | ○ | 管理者が指定したテナント(企業ID)でのみ利用が可能 |
GAppArmor防御 | N/A | ○ | アプリケーションごとにアクセス(読/書)できるファイルを制御 |
HTeams対応 | △ FireFoxはNG |
○ | ブラウザでTeamsが利用可能 |
IZoom/ Webex/Google Meet対応 | ○ | ○ | ブラウザで各種Web会議が利用可能 |
出荷開始予定日
2022年6月17日
年額利用料金(税別)
3,000円/デバイス(PC)
※Resalio Lynx 700をインストールする対象デバイス(PC)毎の課金となります。
※Resalio Lynx 700をインストールする対象デバイス(PC)毎の課金となります。
無料トライアル
「Resalio Lynx」シリーズについて
テレワークの普及と共に、エンドポイントのランサムウェア等マルウェア感染リスク、さらにエンドポイントからの情報漏洩リスクも高まっております。当社では、仮想デスクトップ(VDI)に利用するエンドポイントを既存のPCからシンクライアントに変える専用OS「Resalio Lynx」シリーズを提供しております。PCのハードディスクへのデータ書込みを不可とし、完全なシンクライアントにすることで、マルウェア感染リスクや情報漏洩リスクを回避するともに、エンドポイント管理の運用負荷も軽減いたします。
Resalio Lynx 300
既存PCにUSBを挿すだけでセキュアに仮想環境へ接続できるUSBシンクライアントソリューションです。PCのHDD/SSDには一切アクセスせず、メモリ上で動作するオンメモリファイルシステムを特徴としています。Resalio Lynx 700
低コストで既存PCをシンクライアント化できるソフトウェアディファインド・シンクライアント(Software Defined ThinClient)です。既存PCを非常にセキュアなシンクライアント端末として生まれ変わらせ、一元管理することが可能となります。テレワークシステム相談窓口
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、自治体や各企業においてテレワークへの移行が求められています。一方で、これまでVDIやリモートアクセス等を利用したことがない企業は、どのようにテレワーク環境を実現するか、どの位の期間で導入できるのか等、疑問も多いかと思います。
そのような背景を踏まえ、アセンテックは「テレワークシステム相談窓口」を開設いたしました。当社の豊富なVDI構築経験を元に、テレワークシステム導入に向けた具体的なアドバイスの提供や、実際のシステム環境構築をご支援いたします。
テレワークシステム相談窓口
受付時間:毎週火曜、木曜 13:30-18:00(祝日 年末年始を除く)
テレワークシステム相談窓口(Webフォーム)
そのような背景を踏まえ、アセンテックは「テレワークシステム相談窓口」を開設いたしました。当社の豊富なVDI構築経験を元に、テレワークシステム導入に向けた具体的なアドバイスの提供や、実際のシステム環境構築をご支援いたします。
テレワークシステム相談窓口
受付時間:毎週火曜、木曜 13:30-18:00(祝日 年末年始を除く)
テレワークシステム相談窓口(Webフォーム)
アセンテック株式会社について
「簡単、迅速、安全に!お客様のビジネスワークスタイルの変革に貢献する。」の企業理念のもと、仮想デスクトップ関連の製品開発、販売及びコンサルティングサービスと、セキュリティ関連の製品開発、サービス提供を主な事業としています。グローバルで高い実績のあるCitrix社及び、Dell製品の提供に加え、PCを簡単にシンクライアント化する「Resalio Lynx」、リモートアクセスインフラ「リモートPCアレイ」等を自社企画・開発しております。また、仮想インフラソリューションの設計・構築も含め「VDIトータルソリューション カンパニー」としてお客様のワークスタイル変革における課題解決に向け付加価値の高いソリューションを提供しております。
東証プライム市場上場【証券コード:3565】
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