導入事例 - 長沼スクール様
導入の背景
試験的に進めていたオンライン授業を、コロナ禍により急遽全面的に移行せざるをえない状況に
導入効果
オンライン授業の展開、運用管理負荷の低減
導入製品・サービス
カタログPDF
デジタル化の取り組みがコロナ禍で一気に加速
長沼スクールは1948年創立の、世界で1番歴史のある日本語学校です。昨今、仕事のしかたやさまざまな社会活動にデジタル技術を活用することで効率を高め、これまでは実現が難しかった新しいサービス/新しい価値の実現を目指す動きが顕著になってきており、教育分野においても数年前からデジタル化に取り組む学校が少しづつ増えていました。この流れを一気に加速する形になったのが、2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)、いわゆる“コロナ禍”です。日本では第一回目の緊急事態宣言が2020年4月-5月にかけて発令され、学校も休校やオンライン授業への移行が要請される事態になりました。日本語学校である長沼スクールでも、数年前からオンライン授業の試験プロジェクトなどを実施し、経験を積んでいるところでしたが、コロナ禍を受けて急遽全面的にオンライン授業に移行せざるをえなくなりました。
同校の清田 里穂氏は、
「手始めに45台のChromebookを導入し、教職員の作業用端末や学生寮内に設置する端末として活用、オンライン授業に対応する環境を急ぎ整備してこの状況に対応した」
といいます。
同校の清田 里穂氏は、
「手始めに45台のChromebookを導入し、教職員の作業用端末や学生寮内に設置する端末として活用、オンライン授業に対応する環境を急ぎ整備してこの状況に対応した」
といいます。
Windows PCの問題点とChromebookへの切り替え
Edu Techセンター 岩田 之男 氏(左)
広報 清田 里穂 氏(右)
清田氏は、
「Chromebookは『開けたら必ずすぐに作業ができる』ので、学校にとってはすごく使いやすい端末です」
と高く評価しています。
また、
「Windows PCは端末自体のコストも高価になりがちですし、別途セキュリティソフトウェアの導入も必要になるのでそこにもコストが掛かります。Chromebookに切り替えたことで、導入コストを50%近く削減することができました」
と明かしています。
長沼スクールでのChromebook活用
長沼スクールでは、現在は全面的にオンライン授業を行なっています。これまでは、ベトナムの長沼ハノイ校でオンライン授業を実験的に行なっていたり、テストプロジェクトとしてSkypeを利用したオンライン授業を実施してみた経験はありましたが、本格的なオンライン授業はコロナ禍を受けた日本(渋谷校)では初めての取り組みとなリました。
当初は「できるところから」という形で2月末から同期型/非同期型/オフラインといった各種手法を組み合わせて授業を行ないつつ、春からの本格的な取り組みを開始するための準備も始まりました。具体的には、各種資料や教材のデジタル化やプログラムの組み直しなども行なわれました。非常事態宣言解除後は一時分散登校などの対応も行なわれたそうですが、その後の状況の変化を受けて、再び全面オンライン授業に戻るなど、柔軟な対応が行なわれています。
当初は「できるところから」という形で2月末から同期型/非同期型/オフラインといった各種手法を組み合わせて授業を行ないつつ、春からの本格的な取り組みを開始するための準備も始まりました。具体的には、各種資料や教材のデジタル化やプログラムの組み直しなども行なわれました。非常事態宣言解除後は一時分散登校などの対応も行なわれたそうですが、その後の状況の変化を受けて、再び全面オンライン授業に戻るなど、柔軟な対応が行なわれています。
アセンテックにはIT全般のサポートも期待
Chromebook導入の経験を振り返り、清田氏は
「長沼スクールはIT関連企業とは異なり、ITに精通した教職員が多数在籍しているというわけではありません。教育機関向けのGoogleのサービスを活用してデジタル化に向けた取り組みは進めていましたが、この環境で使いやすい端末はどのようなものなのかといった点を含め、優れた製品やサービスを提案してもらえると助かります」
と語っています。
また同校では校舎や学生寮にWi-Fi環境を完備するなどのITインフラ整備にも力を入れていることから、端末に加えてモバイルルーターの導入も同時に行なっています。アセンテックには、この環境で使いやすい端末はどのようなものなのかといった点を含め、優れた製品やサービスを提案していただきました。
同校では今後オンラインコースを拡充して海外から授業を受けられるようにすることも検討しています。また現在、講師は在宅勤務できるようになっているものの、総務/経理/学生部といった部門職員は学校に来ないと仕事ができない部分が残っているため、Chromebookの拡張展開も含め、テレワーク環境をさらに整備していくことにも取り組んでいく予定です。こうした新たな取り組みに対しても、パートナーとしてのアセンテックの支援に期待が寄せられています。
「長沼スクールはIT関連企業とは異なり、ITに精通した教職員が多数在籍しているというわけではありません。教育機関向けのGoogleのサービスを活用してデジタル化に向けた取り組みは進めていましたが、この環境で使いやすい端末はどのようなものなのかといった点を含め、優れた製品やサービスを提案してもらえると助かります」
と語っています。
また同校では校舎や学生寮にWi-Fi環境を完備するなどのITインフラ整備にも力を入れていることから、端末に加えてモバイルルーターの導入も同時に行なっています。アセンテックには、この環境で使いやすい端末はどのようなものなのかといった点を含め、優れた製品やサービスを提案していただきました。
同校では今後オンラインコースを拡充して海外から授業を受けられるようにすることも検討しています。また現在、講師は在宅勤務できるようになっているものの、総務/経理/学生部といった部門職員は学校に来ないと仕事ができない部分が残っているため、Chromebookの拡張展開も含め、テレワーク環境をさらに整備していくことにも取り組んでいく予定です。こうした新たな取り組みに対しても、パートナーとしてのアセンテックの支援に期待が寄せられています。
お客様情報
お客様名 | 学校法人 長沼スクール 東京日本語学校 |
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所在地 | 東京都渋谷区南平台町16-26 |
法人概要 | 長沼スクールは世界で1番歴史のある日本語学校です。教職員120名、学生数500名。1948年から日本語学校のパイオニアとして走り続け、常に時代にあった教育法を求め続けています。渋谷に3つの校舎を持ち、多国籍の学生が通っています。 |