導入事例 - 日立建機株式会社様
導入の背景
IT業界の好調により、開発人員の確保が難しく、人の入れ替わりも激しい中、コンプライアンスや情報漏洩対策、開発PCの調達や場所の確保など、コスト増の要因に対して、如何にローコストで最適な開発インフラを用意し、かつ、開発効率を落とさないようにできるかが課題
評価
シンクライアント環境の構築により、パートナー企業各社が統一した環境のもと開発に従事することが可能となり、業務効率が向上
導入製品・ソリューション
カタログPDF
ロケーションフリーで開発できる統一の環境づくり。
「Resalio Lynx」が実現した「あるべきシステム開発の形」。
日立建機株式会社では、経営のグローバル化に伴いシステム開発規模も年々複雑化・大規模化されています。一方で、IT業界の好調により、開発人員の確保が難しく、人の入れ替わりも激しい中、コンプライアンスや情報漏えい対策、開発PCの調達や場所の確保など、コスト増の要因に対して、如何にローコストで最適な開発インフラを用意し、かつ、開発効率を落とさないようにできるかが課題でした。更に、開発の拠点が本社・湯島のほか土浦と3箇所に分散していますが、開発スペースが限られており、ビジネスパートナー様の持ち帰り開発を前提にしたセキュアな開発環境づくりも急務となっていました。今回の取り組みにより、シンクライアント型のセキュアな開発環境を構築。開発パートナーが同一環填で開発できるロケーションフリーの環境を整備され、大規模なシステム開発にも迅速に対応できる体制づくりを行われています。
開発拠点に人が集まらない!
システム開発規模が年々複雑化・大規模化されている一方、IT業界の好調により、開発人員の確保が困難を極めていた。さらに、開発拠点が都心から離れいるため、パートナー企業に敬遠されがちであり開発要員の確保が大きな課題となっていたのである。パートナー企業に拠点まで集まってもらわなくても、統制されたセキュアな環境に、各社がアクセス可能な開発環境が理想と考えていた。
「従来の開発だと、本社・湯島・土浦の3箇所を開発拠点としていますが、開発スペースが限られでおり、ビジネスパートナー様の持ち帰り開発も想定する必要があり、頭が痛い課題でした」(日立建機(株)業務改革推進本部 荒見氏)。
かといって、新たにオフィスを借りたら、賃貸料だけではなく情報漏えい対策などにコストがかかってしまう。
「今までは情報漏えいやセキュリティを上げるために、開発に使用するPC環境からアカウント設定など、すべてこちらで用意しで各拠点に配送していました。その準備やら、申請管理、資産管理など、目に見えない間接的なコストがかかっていたかと思うとぞっとしますね」(荒見氏)。
高いセキュリティを誇るResalio Lynxと統制IT基盤サービスSecureOnlineの導入により、セキュリティ面での不安なくロケーションフリーを実現、大幅にコストを抑えながら、開発環境整備が可能となったのである。
「従来の開発だと、本社・湯島・土浦の3箇所を開発拠点としていますが、開発スペースが限られでおり、ビジネスパートナー様の持ち帰り開発も想定する必要があり、頭が痛い課題でした」(日立建機(株)業務改革推進本部 荒見氏)。
かといって、新たにオフィスを借りたら、賃貸料だけではなく情報漏えい対策などにコストがかかってしまう。
「今までは情報漏えいやセキュリティを上げるために、開発に使用するPC環境からアカウント設定など、すべてこちらで用意しで各拠点に配送していました。その準備やら、申請管理、資産管理など、目に見えない間接的なコストがかかっていたかと思うとぞっとしますね」(荒見氏)。
高いセキュリティを誇るResalio Lynxと統制IT基盤サービスSecureOnlineの導入により、セキュリティ面での不安なくロケーションフリーを実現、大幅にコストを抑えながら、開発環境整備が可能となったのである。
開発環境をそろえるのが大変!
複数のパートナー企業により開発が進行する場合、各社に対し、開発環境を統一するように仕様出しを行うが、現実には、バラバラの開発環境となる。開発に使用した環境の違いにより、原因不明のバグが発生しがちで、開発効率を低下させている要因ともなっている。
「開発環境を統一することにより、原因不明のバグ対応がなくなる分、本来やるべきデバッグにリソースを注力できますから、ソフトウェアの品質が結果的にあがり、重大バグの発生が低減できると思います」(荒見氏)。
シンクライアント環境の構築により、パートナー企業各社が統一した環境のもと開発に従事することが可能となり、原因不明のバグ対応に無駄な時間が割かれるような本末転倒な開発から、本来あるべきシステム開発の姿を取り戻したのである。
「開発環境を統一することにより、原因不明のバグ対応がなくなる分、本来やるべきデバッグにリソースを注力できますから、ソフトウェアの品質が結果的にあがり、重大バグの発生が低減できると思います」(荒見氏)。
シンクライアント環境の構築により、パートナー企業各社が統一した環境のもと開発に従事することが可能となり、原因不明のバグ対応に無駄な時間が割かれるような本末転倒な開発から、本来あるべきシステム開発の姿を取り戻したのである。
USBキー1本が実現した理想の環境。
今回の取り組みで大きな鍵だったのはやはり、いかに「セキュア」に「ロケーションフリー」な開発環境を築くかにあった。Resalio Lynxの「USBキー1本でシンクライアント環境を実現」という手軽さはもちろん、それ以上にSSL-VPNやサーバによる個体認証といった優れたセキュリティ性が導入の大きな鍵となった。
お客様情報
お客様名 | 日立建機株式会社 |
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本庁所在地 | 東京都文京区後楽二丁目5番1号 |
事業 | 建設機械・運搬機械及び環境関連製品等の製造・販売・レンタル・アフターサービス |