導入事例 - 沖縄県北谷町様
導入の背景
情報漏洩リスクやウィルス感染リスクのある固定PC環境の改善
評価
- 独自OSの使用により、ウィルス感染のリスクが大幅に低下
- 「ゼロコンフィグレーション」機能により、運用管理と端末新規導入の負担が大幅に軽減
導入製品・ソリューション
カタログPDF
美浜アメリカンビレッジとともに街も賑やかに発展。
南の理想郷にもたらされたイノベーション
沖縄県中頭郡北谷町。北谷町は那覇市から約16kmの沖縄本島中部に位置し、町の東部から中央部は丘陵地をなし西部は平坦で国道58号が南北に通過しています。近年は、西海岸一帯の開発が旺盛で、特に「美浜アメリカンビレッジ」の進展に伴い、沖縄県内でも”賑わいのあるエリア”として高い評価を受けています。
太古の昔、彼らの祖先は豊かな幸を恵む大洋の彼方に思いを馳せ「理想郷」を思い描きました。彼らはそれを「ニライ」と呼びました。
海の彼方のニライへの思いは、遠く世界への飛躍をもたらし、諸国との交流、交易へとつながっていきました。北谷町は、ニライの都市を人と自然が調和した創造性豊かな活力ある民主的な社会として定義し、まちづくりの目標としています。
そんなニライの都市を目指す北谷町の約27,000人の生活を支える北谷町役場。ここで非常に先進的なWyseシンクライアント、および、仮想デスクトップシリューションが導入され、ITインフラを変革、地域行政にイノベーションがもたらされました。
太古の昔、彼らの祖先は豊かな幸を恵む大洋の彼方に思いを馳せ「理想郷」を思い描きました。彼らはそれを「ニライ」と呼びました。
海の彼方のニライへの思いは、遠く世界への飛躍をもたらし、諸国との交流、交易へとつながっていきました。北谷町は、ニライの都市を人と自然が調和した創造性豊かな活力ある民主的な社会として定義し、まちづくりの目標としています。
そんなニライの都市を目指す北谷町の約27,000人の生活を支える北谷町役場。ここで非常に先進的なWyseシンクライアント、および、仮想デスクトップシリューションが導入され、ITインフラを変革、地域行政にイノベーションがもたらされました。
地域行政を支えるITインフラに、セキュリティや運用管理面で大きな課題
北谷町の行政を司る北谷町役場は、エコや地域住民のコミュニティの役割も考慮した非常に近代的な庁舎に約300名の職員を有しています。
この300名の職員が日々、地域住民の生活を行政面で支えています。しかし、ITインフラの側面において、セキュリティ性や効率性の面で大きな課題を抱えていました。
この時の状況について、沖縄県北谷町役場総務部情報政策課課長多和田氏は次のようにお話しています。
「シンクライアント導入以前は各職員の机上にPC が固定されおり、情報漏洩の面、そして、ウィルス感染の面において常にリスクを抱えている状況でした。セキュリティ対策は実施していましたが、自治体としてより万全のセキュリティ性を確保するために、抜本的な対策を行う必要がありました。また、限られた人員による一台一台の端末の管理は効率性に問題があり、運用管理の効率化も課題となっていました。」
そういった状況のもと、PCの一括導入を行う機会があり、PCそしてシンクライアントを比較検討しました。その結果、セキュリティ、そして運用管理面で高い優位性のあるシンクライアント・ソリューションの導入にいたりました。
「PCを部署ごとに導入していたため、効率のよい調達が出来ていませんでした。そこで、部署単位でなく、より大きな規模での計画を元に、端末を一括で導入しようということになりました。その際に、これまで課題となっていたPCからの情報漏洩や運用管理面での課題を解決するソリューションはないかと、さまざまなソリューションの検討をいたしました。その結果、端末にデータやOS、アプリケーションを一切置かず、運用管理を中央で行うシンクライアントソリューションに高い優位性があることが分かりました。」
さらにシンクライアント端末にはグローバルで高い実績を持ち、独自OSである「Wyse ThinOS(WTOS)」により、高いセキュリティ性と運用管理面での優位性のある「Wyseシンクライアント」の導入が決定しました。
「Wyse ThinOS」は、通常のシンクライアントで利用される汎用OSとは異なり、Wyse社独自開発のシンクライアント専用OSです。ウィルスやマルウェアなどの攻撃を受ける可能性のある APIを一切公開していないため、非常に高いセキュリティ性を誇ります。また、「Wyse ThinOS」は、その最大の特長である“ゼロコンフィグレーション“により、ローカル設定/カスタマイズが不要となります。
同時に、約4MB程度 と非常にコンパクトに設計されているため、OS起動が6-10秒程度と非常に短時間であるとともに、端末のファームウェアアップデートもわずか10-20秒程度で完了します。これらの機能により、導入や管理負担の低減、業務効率の改善が実現し、TCOの削減が可能となります。
この300名の職員が日々、地域住民の生活を行政面で支えています。しかし、ITインフラの側面において、セキュリティ性や効率性の面で大きな課題を抱えていました。
この時の状況について、沖縄県北谷町役場総務部情報政策課課長多和田氏は次のようにお話しています。
「シンクライアント導入以前は各職員の机上にPC が固定されおり、情報漏洩の面、そして、ウィルス感染の面において常にリスクを抱えている状況でした。セキュリティ対策は実施していましたが、自治体としてより万全のセキュリティ性を確保するために、抜本的な対策を行う必要がありました。また、限られた人員による一台一台の端末の管理は効率性に問題があり、運用管理の効率化も課題となっていました。」
そういった状況のもと、PCの一括導入を行う機会があり、PCそしてシンクライアントを比較検討しました。その結果、セキュリティ、そして運用管理面で高い優位性のあるシンクライアント・ソリューションの導入にいたりました。
「PCを部署ごとに導入していたため、効率のよい調達が出来ていませんでした。そこで、部署単位でなく、より大きな規模での計画を元に、端末を一括で導入しようということになりました。その際に、これまで課題となっていたPCからの情報漏洩や運用管理面での課題を解決するソリューションはないかと、さまざまなソリューションの検討をいたしました。その結果、端末にデータやOS、アプリケーションを一切置かず、運用管理を中央で行うシンクライアントソリューションに高い優位性があることが分かりました。」
さらにシンクライアント端末にはグローバルで高い実績を持ち、独自OSである「Wyse ThinOS(WTOS)」により、高いセキュリティ性と運用管理面での優位性のある「Wyseシンクライアント」の導入が決定しました。
「Wyse ThinOS」は、通常のシンクライアントで利用される汎用OSとは異なり、Wyse社独自開発のシンクライアント専用OSです。ウィルスやマルウェアなどの攻撃を受ける可能性のある APIを一切公開していないため、非常に高いセキュリティ性を誇ります。また、「Wyse ThinOS」は、その最大の特長である“ゼロコンフィグレーション“により、ローカル設定/カスタマイズが不要となります。
同時に、約4MB程度 と非常にコンパクトに設計されているため、OS起動が6-10秒程度と非常に短時間であるとともに、端末のファームウェアアップデートもわずか10-20秒程度で完了します。これらの機能により、導入や管理負担の低減、業務効率の改善が実現し、TCOの削減が可能となります。
信頼あるパートナーの協力体制のもと、セキュアで柔軟なITインフラを実現
今回のシンクライアントソリューションの導入から構築に至る一連の対応においては、沖縄県内でのITインフラ構築において高い実績と技術力を持ち、弊社の販売パートナーである株式会社おきぎんエス・ピー・オーが力を発揮しました。
株式会社おきぎんエス・ピー・オーの営業部砂辺氏は次のようにお話しています。
「当社は2001年からシンクライアント(サーバー・ベースド・コンピューティング)に取り組んでいます。今回の導入の経緯は、北谷町役場様からWyseシンクライアントの指定があり、導入に至りました。当社ではWyseシンクライアントは評価はしていたものの実際に導入するのは初めての経験でした。しかし、Wyseシンクライアントの特徴であるゼロコンフィグレーションを活用することにより、スムーズな導入ができました。今後は沖縄県下のユーザーに対し、当社のシンクライアントソリューションの一つとして、広く展開を行っていきたいと考えています。」
そして、2010年2月より、実際に職員によりWyseシンクライアントの利用が開始されました。
「当初のイメージ通り、セキュリティや運用管理面で大きな力を発揮してくれています。まず、「ゼロコンフィグレーション」機能により、運用管理の負担が大幅に軽減し、端末の新規導入の際にもこれまでと異なり、極めて小さい負担で可能となりました。また、独自OSの使用により、ウィルス感染のリスクが大幅に低下し、より万全のセキュリティ体制を敷くことができています。さらに、起動時間が約6秒と極めて短いことや、セッションを切らなければすぐ作業に取りかかれるということで、職員からも大変好評です。そして、シンクライアントソリューション導入後、それに起因するトラブルもなく、安心して運用できています。」
今回は役所全体への導入ではなかったものの、今回の好結果を得て、さらにソリューションの拡大を検討するとともに、さらなる展望を総務部情報政策課 木本氏は次のようにお話しています。
「職員の半分以上はシンクライアント端末の利用にシフトさせたいと思っています。さらに指紋認証、カード認証などの認証系デバイスを導入しセキュリティ度を高める検討をしています。また、人事異動だけでなくレイアウト変更時を考慮し、一部無線WiFi化することにより、シンクライアントソリューションと合わせ、さらに機動的な職場環境の構築を目指したいと思います。」
株式会社おきぎんエス・ピー・オーの営業部砂辺氏は次のようにお話しています。
「当社は2001年からシンクライアント(サーバー・ベースド・コンピューティング)に取り組んでいます。今回の導入の経緯は、北谷町役場様からWyseシンクライアントの指定があり、導入に至りました。当社ではWyseシンクライアントは評価はしていたものの実際に導入するのは初めての経験でした。しかし、Wyseシンクライアントの特徴であるゼロコンフィグレーションを活用することにより、スムーズな導入ができました。今後は沖縄県下のユーザーに対し、当社のシンクライアントソリューションの一つとして、広く展開を行っていきたいと考えています。」
そして、2010年2月より、実際に職員によりWyseシンクライアントの利用が開始されました。
「当初のイメージ通り、セキュリティや運用管理面で大きな力を発揮してくれています。まず、「ゼロコンフィグレーション」機能により、運用管理の負担が大幅に軽減し、端末の新規導入の際にもこれまでと異なり、極めて小さい負担で可能となりました。また、独自OSの使用により、ウィルス感染のリスクが大幅に低下し、より万全のセキュリティ体制を敷くことができています。さらに、起動時間が約6秒と極めて短いことや、セッションを切らなければすぐ作業に取りかかれるということで、職員からも大変好評です。そして、シンクライアントソリューション導入後、それに起因するトラブルもなく、安心して運用できています。」
今回は役所全体への導入ではなかったものの、今回の好結果を得て、さらにソリューションの拡大を検討するとともに、さらなる展望を総務部情報政策課 木本氏は次のようにお話しています。
「職員の半分以上はシンクライアント端末の利用にシフトさせたいと思っています。さらに指紋認証、カード認証などの認証系デバイスを導入しセキュリティ度を高める検討をしています。また、人事異動だけでなくレイアウト変更時を考慮し、一部無線WiFi化することにより、シンクライアントソリューションと合わせ、さらに機動的な職場環境の構築を目指したいと思います。」
お客様情報
お客様名 | 沖縄県北谷町 |
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本庁所在地 | 沖縄県中頭郡北谷町字桑江226 |